カードストックは、便箋やコピー用紙よりも厚く耐久性に優れていながらも、その他の工作用紙や段ボールなどに比べると薄くて柔軟性に優れている紙製品です。カードストックにはさまざまな色、表面の質感、コーティングのものがあるため、カバー用紙や板紙と呼ばれることがあります。カードストックのレーザー加工は、9.3または10.6ミクロンのCO₂レーザーで行うことができ、加工品質に大きな差はありません。カードストックでは1.06ミクロンの波長がすぐに吸収されないため、この波長のファイバーレーザーを使用したカードストックのレーザー加工はお勧めできません。カードストックをレーザー切断すると、変色を最小限に抑えたきれいなエッジになります。カードストックをレーザーマーキングすると、平面的な消えない表面マークが作成されます。明るさは加工する材料によって変わる可能性があります。カードストックのレーザー彫刻は、レーザーマーキングに近い深さとコントラストを実現します。