ベニヤ板は、接着剤で貼り合わせたベニヤ単板の薄い層で構成される、製造複合シート材料です。ベニヤ板は、ラミネート加工板または加工板とも呼ばれています。ベニヤ板のレーザー加工は、9.3または10.6ミクロンのCO₂レーザーで行うことができ、加工品質に大きな差はありません。ベニヤ板は1.06ミクロンのファイバーレーザーのエネルギーをすぐに吸収しないため、この材料にはお勧めできません。CO₂レーザーでベニヤ板をレーザー切断すると、角張ったエッジの切断面になり、切断面の色が少し黒くなります。ベニヤ板のレーザー彫刻を使用すると、深さのあるコントラストの強い彫刻を形成できます。使用する加工と特定の材料に応じて、材料の周りに少し色のコントラストができる場合もあれば、材料にコントラストの強い黒い部分ができる場合もあり、ベニヤ板のレーザー彫刻とマーキングによる結果はさまざまです。